Sunday, June 8, 2014

禅寺にて

先月の話になりますが、
京都は妙心寺さんで相澤三千代先生と柳生直子先生主催のアイアンガーヨガ合宿、そして建仁寺両足院さんでの関西最大のヨガイベントヨガスマイルに参加しました。

短い時間でヨガにかかわる人たちと触れ合うことが出来ることはそれだけでもリフレッシュできるものなのですが、それが禅寺となれば気分は格別なものでした。ヨガスマイルでは副住職の伊藤東凌さんのお話を聞く機会もいただき、「座禅中は実は身体は揺らいでいるんですよ」ということを知りました。一同「えっっ!」とキョトンとしていましたね。身体も心も一点に集中すること・・・・と、それが出来なければ警策(お坊様が肩をパチンと叩く木の棒です)で「喝!!」と思っていましたから。

身体を動かさないように、呼吸を例えば腹でするのだとそこに意識を持たせすぎると内側への意識が足りなくなる。呼吸に合わせて揺らぐくらいので良いのだと。ヨガで言えばそれぞれの流派で呼吸法が教えられます。なにせ日常の呼吸はとても浅く、呼吸法を正しく身につけるには必要な筋肉をきたえなければいけません。慣れないころは呼吸するために呼吸するということになっちゃうので、そうではなくてその先にある目指すものを大事にしましょう、という住職のお話はどこかほっとするものでした。

妙心寺さんの座禅会場。
この板の間は築400年。


ほんとうに美味しかったです、贅沢な精進料理。これはお昼ご飯だったかな。

私はこの手前のあかいの間で桐島ノエルさんのクンダリーニヨガを体験。すがすがしい朝8時!

こちらの本堂は国宝で飲み物持ち込み一切禁止。
大勢の参加者とぶつかってどこか傷をつけないようにも注意をはらわないといけません。
自分たちより建物優先で。


ヨガスマイルでは2日間、ボランティアとして参加しました。毎朝会場内の床の間や手すりなどを水拭きすることから始まりました。子供のころは教室の床拭きだって、家の床拭きだって好きでやったことなかったのに、今じゃぁ気持ちの良いことだって楽しんでしまってます。